早速感想ですが・・・
凄く面白かった!!
いや、まさか宮崎吾郎監督作品で、ここまで素晴らしいものに出会えるとは・・・正直見くびってました。やれば出来るじゃん!
まじここ最近のジブリ映画の中では一番です。ポニョやアリエッティより絶対上。千と千尋クラス。
ちなみに一緒に見に行ったkyoさん曰く「トトロより面白かった」とのこと。いや、さすがにそこまではいかないと思う・・・
何がよかったって、私的には舞台が戦後の復興が落ち着いた頃という時代背景。日本人が熱くパワーのあった時代を見事に描いていたこと。学生運動華やかなりし頃、まだ日本人は牙を抜かれていなかった時代、観ていて羨ましくなった。こんな時代に生きていたなら、鬱病になる人なんていなかったんじゃね?と思えるほどの活気。
その熱い青春の1ページの淡い恋心っていうんですかね、もう純粋で観た後に爽やかな気分になれましたよ。
そして登場人物がみんな熱い熱い。そしていい人ばかり。ジブリらしいと言えばらしい。会長のオッサンは、実はただ単に女子高生が好きなだけじゃね?って気がしないでもないですが・・・あと妹はちょっとムカついた。
気に入ったのは顔のデカい哲学部とメガネの生徒会長。いい味出してるわ〜。
ストーリーは王道中の王道って感じで、陳腐とも言えるストーリーなんですけどね。それがこれだけ感動させられたのは演出が良かったのかなぁ?よくわからん。
ちょっと前に金曜ロードショーでゲド戦記やってたので、それ観て(もしくはネットの評判だけで)宮崎吾郎だから観なくていいやと思うのは早計ですよ。これはオススメだ。
ただし子供は観ない方がいいと思う。おもひでぽろぽろなみに大人向けの作品だわ。